前に後ろに揺れる小学校の英語教育

揺れる小学校英語教育。しかし問題は中学、高校での英語教育だ。いや全科の教育が問われているぞ。

↑「小学校での英語教育は必修化する必要はまったくない。美しい日本語が話せず書けないのに、外国語をやっても駄目だ。子供のころからやりたい人は個人的にやる。小学校は外国語に興味を持つ程度にとどめるべきだ」と伊吹文部科学大臣は発言しました。

私は従来から主張していますように、小中高の教育が公務員養成教育化している現状そのものが問題だとおもいます。

教育にもっと創造性が発揮できるような教育に切り替えるべきだと主張します。

英語は言葉ですから、あくまでもコミュニケーションの手段です。日本の国際化は、日本人の思考が創造性を持ち、自らの意見を発することが、手段としての英語より優先します。

現在の中学高校の英語教育は、「読む」「聴く」だけで「話す」が全く欠如しています。この現状を放置したまま、小学校で英語を導入しても、大学卒業時に英語が話せるようには、絶対になりません。

小泉前首相が小学校英語を言い出したのは、英語を早い段階でなじませる、という意図のほかに少子化での小学校教員の余剰対策、英語塾からの圧力、などが考えられます。

伊吹大臣は、国語教育をいいますが、現在の国語教育が、「作文」、「日本語での会話討論力」を軽視しているのは明らかです。

大学卒業時に、英語は話せない。しかも豊かな想像性も身につけることなくなっている(私の独断ですが)現状は、なんとも無駄の多く、しかも実のない教育ではないでしょうか。

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5、7、5は、俺には関係がない。思ったままを文字にする、自由律俳句を引っさげて歩き続けた放浪の詩人、種田山頭火松山市は彼が晩年をすごした一草庵を9月30日、10月1日の両日一般公開しました。

分け入つても分け入つても青い山

年とれば故郷こひしいつくつくぼうし

夕立が洗つていつた茄子をもぐ

お月さまが地蔵さまにお寒くなりました

いつも一人で赤とんぼ

月も水底に旅空がある

水音しんじつおちつきました

安か安か寒か寒か雪雪

酔うてこほろぎと寝てゐたよ

まつすぐな道でさみしい

多数の三頭火の作品から10編を選んで見ました。8編目の「安か安か」は物売りの掛け声で、「寒か寒か」は道行く人の呟きです。どれも思った思ったままを飾らない言葉で表現しています。

明治15年に生まれ、昭和15年10月11日に亡くなった三頭火。

27歳で結婚、長男をもうける。38歳で離婚。彼の家系は神経質なところがあったのであろうか、幾多の悲劇が続いている。

10歳のとき母が自殺し、22歳の時、神経衰弱で早稲田大学を退学している。36歳の時弟が自殺。そして53歳の時自らも自殺未遂を起こす。58歳のとき永眠。別れた妻の実家の熊本市にある墓で葬られている。

作品の多くは草木塔に収められている---「若うして死をいそぎたまへる母上の霊前に本書を供へまつる」のあとがきがある。

追記:向井亜紀さんが夫の高田延彦さんとの間の、代理妻出産の子供の出生届が受理され喜ぶ、彼女の公式ブログ・クリック

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